【相談】結婚を決めたけど「本当にこの人でいいのか」不安です
〈相談者紹介〉結婚は決まったけれど、気持ちが揺れています
婚約してから「モヤモヤ」が増えてきた理由
今回ご相談いただいたのは、30歳の女性・会社員のMさん。お付き合いして3年になる彼と、最近婚約したばかりです。お互いの両親への挨拶も済み、結婚式場探しにも動き出している最中。順調に見える未来へのステップですが、Mさんの心は晴れません。
「ここまで来たのに、なんだか気持ちがついてこないんです。むしろ、婚約してからモヤモヤが強くなってきてしまって…」
そう語るMさん。特に大きな喧嘩をしたわけでもなく、相手に決定的な不満があるわけでもない。でも、なぜか気持ちが「前向き」になれない自分に戸惑いを感じているようです。
「好きなのに不安」という矛盾に戸惑う毎日
「好きな気持ちはあるんです。別れたいとも思っていない。でも、“本当にこの人でいいのかな”って、心のどこかでつぶやいてしまう自分がいます」
そんなふうに、恋愛感情と不安が同居する状態に、Mさんは葛藤を抱えています。
婚約を機に感じ始めたというこの違和感。毎日のLINEや週末のデートは変わらないのに、「以前のように素直にうれしいと感じられない」「彼の言葉がどこか他人事のように響く」といった感覚も出てきているそうです。
誰にも相談できず一人で抱えている葛藤
「幸せなはずなのに、なぜか苦しい」。
そんな思いを誰にも言えず、一人で抱え続けるMさん。親や友人に相談すれば、「贅沢な悩みだよ」「迷うならやめたほうがいい」と、極端な反応をされそうで怖いと話します。
また、相手にも「結婚前に不安なんて思ってる」とは伝えられず、「何も問題ないフリ」をして日々を過ごしている状態です。
「結婚の不安」は多くの人が感じているもの
むしろ“何も感じない”方が危険なサインかも
「結婚するのが不安…そう思ってしまう私はおかしいのかな?」
今回の相談者Mさんのように、婚約後にふと襲ってくるモヤモヤした気持ちを「自分だけの問題」と感じてしまう方は少なくありません。でも実は、**結婚を前にした不安は、多くの人が感じる“ごく自然な感情”**です。
恋愛と違い、結婚は「人生を共にする」という長期的な視点が求められます。だからこそ、慎重になったり、冷静になったりするのは当たり前の反応です。
逆に、まったく迷いがない、違和感を無視して突き進めてしまう方が、あとで後悔を抱えるリスクもあるのです。
不安の背景には「人生の重さ」がある
恋愛関係と結婚の違いは、「責任と現実」が伴うこと。
- 経済的なこと
- 家族との関係
- 生活のすり合わせ
- 子どもを持つかどうか
…こうした「将来」にまつわるテーマが現実的にのしかかってくるのが、結婚です。
たとえば「彼は優しいけれど、経済観念が合うか不安」「義実家との関係がうまくいくか心配」など、日々の中では気づきにくかった部分が、婚約を機に一気に“現実の輪郭”として現れてくるのです。
つまり、不安は「相手が悪いから」ではなく、「将来を真剣に考えているから」こそ生まれるという面もあります。
「本当にこの人でいいの?」と悩むのは自然なこと
「この人と一緒に生きていきたい」
そう思えたからこそ婚約したはずなのに、「でも、やっぱり大丈夫かな」と迷ってしまう…。この揺れを経験する人はとても多く、決して特別なことではありません。
たとえば、恋と夫婦の処方せんで行ったアンケート調査では、
**結婚前に不安を感じたことがあると答えた人は全体の72%**にのぼりました。
さらにそのうちの半数以上が「最終的に結婚して良かった」と答えています。
つまり、不安=間違っている、ではなく、乗り越えるための通過点とも言えます。
「不安の正体」を整理する5つの視点
「不安を感じている理由がはっきりしないけど、なんとなくモヤモヤする」
そんな状態が続くと、自分でもどうしたらいいのかわからなくなってしまいますよね。
ここでは、**婚約中の不安や迷いを感じたときに立ち止まって考えたい「5つの視点」**を紹介します。
“理由がはっきりしない不安”の正体を少しずつ言葉にしていくことで、気持ちを整理しやすくなるはずです。
① 相手の性格・価値観に違和感を感じている?
一緒にいて落ち着く。でも、ふとした瞬間に「こういうところ、少し合わないかも」と感じたことはありませんか?
- お金の使い方が違う
- 家族への接し方に温度差がある
- 物事の優先順位にズレを感じる
こうした小さな違和感は、恋愛中には見過ごせても、「一生を共にする相手」と考えると重くのしかかってくることがあります。
その違和感は「妥協できるもの」か、「一緒にいるとずっと苦しくなるもの」か。
一度、冷静に向き合ってみることが大切です。
② 自分に「結婚できる自信」がないだけかも
不安の矛先を相手に向けてしまいがちですが、実は自分自身への不安が原因というケースもあります。
- 本当にいいパートナーでいられるだろうか?
- ちゃんと家庭を築ける自信がない…
- 結婚生活ってうまくやっていけるのかな?
これは「相手が悪い」のではなく、自分がまだ“結婚”というステージに踏み出す準備が整っていないだけという可能性も。
「この不安は、“相手への迷い”ではなく、“自分への不安”ではないか?」と視点を切り替えることで、答えが見えてくることもあります。
③ 周囲の期待に押されていないか?
親や友人、職場の人たちからの祝福ムードや「次は結婚だね」といった言葉。
それらが嬉しい反面、**「引き返しづらい空気」**をつくってしまうこともあります。
- 周囲の期待に応えなきゃ…
- 今さら「やっぱりやめたい」なんて言えない
- 自分だけが不安を抱えてる気がして孤独
でも本来、結婚は“他人に喜ばれるため”のものではなく、“自分が納得できる選択”であるべきです。
周囲の声に引っ張られすぎていないか、一度立ち止まってみましょう。
④ 過去の恋愛と無意識に比較している可能性
以前の恋愛と比べて「ドキドキが少ない」「安心はするけど物足りない」──そんな感情はありませんか?
これは、“恋愛”と“結婚”で求めるものが違うからこそ起きる自然な現象です。
たとえば、
・過去の恋人は刺激的だったけど、衝突も多かった
・今の相手は穏やかだけど、恋愛感情が盛り上がらない
この“感情の落差”が「本当にこの人でいいのか?」という迷いにつながっている場合もあります。
比較より、「今の関係の居心地」に目を向けてみましょう。
⑤ 「一生」という言葉の重圧にとらわれていないか?
「結婚=一生添い遂げるもの」という価値観は、日本では今でも根強く残っています。
でも、その“永遠”のイメージにとらわれすぎて、「今の時点で完璧な確信が持てないと結婚してはいけない」というプレッシャーになっていませんか?
結婚は「完璧な確信」があってするものではなく、“一緒に築いていく覚悟”があるかどうかが大切です。
「一生うまくいくか」ではなく、
「この人となら“うまくいくよう努力していけるか”」という視点で考えてみてください。
「本当にこの人でいいのか」の判断に役立つ3つの問い
「この人と結婚して本当に大丈夫だろうか?」
婚約中や入籍前にふと湧き上がるこの疑問。
頭では「大丈夫」と思おうとしても、心がついてこない──そんな経験をしている人は少なくありません。
不安が大きいほど、「今、手を引くべきなのか」「でも別れたら後悔するかも」と判断がつきにくくなるもの。
そんなときは、自分の気持ちを確認するための3つの問いかけを使ってみてください。
「この人となら困難も一緒に乗り越えたいと思えるか?」
どんなに相性のいい相手でも、結婚生活には想定外の出来事がつきものです。
・転職や収入の変化
・親の介護や病気など家族の問題
・価値観のぶつかり合い
この先、思い通りにいかないことが起きたときに、**「この人となら一緒に考えていける」**と感じられるかどうかが、結婚相手としての大きな基準になります。
単に「好き」という感情だけでなく、“一緒に未来を築いていけるパートナー”として信頼できるか──そこが重要です。
「嫌な部分があっても尊重したいと思えるか?」
相手に対して「ここが嫌だな」と思うことは、どんな関係にもあります。
でもそのときに、「だから無理」と感じるのか、「でもこの人の良さもわかってる」と思えるのかは大きな違いです。
人間誰しも、長所と短所の両方を持っています。
すべてを受け入れる必要はありませんが、受け止めようとする気持ちがあるかどうかは、その関係の成熟度を表しています。
・完璧を求めすぎていないか?
・「直してほしい」より「理解したい」という気持ちはあるか?
それが、自分の中にあるかを振り返ってみましょう。
「別れることを想像したとき、心がどう動くか」
もし「このまま結婚せず、別れるとしたら」と想像してみたとき、どんな感情が湧きますか?
- 「ホッとする」
- 「苦しい、悲しい」
- 「寂しいけど仕方ない」
- 「やっぱり手放したくない」
この問いは、“今の自分の気持ち”を浮き彫りにしてくれる、シンプルだけど強い問いです。
特に、「別れを想像して悲しさより安堵が強い」という場合は、すでに気持ちのどこかで離れ始めているサインかもしれません。
逆に「別れは怖い」「でも今は迷っている」なら、まだ向き合いたい気持ちが残っているとも言えます。
気持ちを整理するために今できること
「このまま結婚してもいいのか分からない」
「でも、別れたいわけでもない」
そんな曖昧な感情の中にいると、心がどんどん疲れてしまいますよね。
誰にも言えないまま悩みを抱え込むのは、自分の気持ちを見失ってしまう大きな要因です。
ここでは、結婚に対する不安や迷いを整理するための具体的なアクションを3つご紹介します。
1人で抱え込まず、第三者の視点を借りる
不安や迷いは、頭の中だけで考えていると堂々巡りになりやすくなります。
「考えても答えが出ない…」と感じているときほど、第三者の視点を取り入れることが大切です。
信頼できる友人や家族、カウンセラー、あるいは婚前カウンセリングのような専門的な場を利用するのも一つの方法。
他人に話すことで、自分が本当に悩んでいるポイントがクリアになることがあります。
✔ 「こういうところが不安で…」と口に出してみたら、思ったより些細なことに気づけた
✔ 相手への不満だと思っていたけど、実は自分の自己肯定感の問題だった
――そんなふうに、“言語化することで整理できる”ことは多いのです。
紙に書き出してみると「自分の本音」が見える
誰かに話すのが難しいと感じるなら、まずは紙に書くことから始めてみましょう。
「頭で考えていたときは混乱していたけれど、書いてみたら意外とシンプルだった」
というのはよくある話です。
たとえば、次のような問いに沿って書いてみると、思考が整理されやすくなります。
- 今、不安に思っていることは何?
- その不安は、いつ頃から感じている?
- 相手に対して感じている「好きな部分」と「不安な部分」は?
- 自分が本当に求めているのはどんな結婚生活?
特に「不安」と一括りにしてしまいがちな感情も、書き出すことで細かく分解されていきます。
「結婚をやめるか」ではなく「何に不安なのか」を考える
迷っているとき、多くの人は極端な二択を考えがちです。
「このまま結婚するか、別れるか」
「今の気持ちは間違っているのか、正しいのか」
でも本当に大事なのは、その間にある“理由”を探すこと。
「なぜ不安なのか」「どこに引っかかっているのか」を探ることの方が、納得のいく答えにたどり着く鍵になります。
たとえば…
- 相手の経済的な価値観に不安がある?
- 会話が少なくて、将来のビジョンを共有できていない?
- 自分自身の「結婚」へのイメージと現実がずれている?
こうした“具体的な要因”が見えてくると、解決策も見つけやすくなります。
焦って「白黒」をつけようとするのではなく、まずは**「グレーな部分」に丁寧に目を向ける**。
それが、不安の正体にたどり着くための第一歩になります。
パートナーと気持ちを共有するための伝え方
結婚を前に感じる「漠然とした不安」や「気持ちの揺れ」。
それをパートナーに伝えるのは、とても勇気のいることです。
「嫌われるのでは?」「誤解されそうで怖い」――そう思って黙ってしまう人も少なくありません。
でも、うまく伝えることで関係がより深まることもあるのです。
ここでは、あなたの本音が伝わりやすくなる“伝え方のコツ”を紹介します。
「不安=嫌いになった」ではないことを伝える
まず大前提として、パートナーに伝えるべき最も重要なメッセージがあります。
それは、
**「不安=あなたを嫌いになったわけではない」**ということ。
不安な気持ちを正直に話すと、「自分に対して気持ちが冷めたのか?」と相手が思い込んでしまうことがあります。
そのため、話し始めに**“気持ちはある”ことを先に伝える**のが効果的です。
例:「○○のことが好きという気持ちは変わってないけど、結婚を前にいろいろと考えてしまっていて…」
このように前置きすることで、相手の不安な反応を和らげることができます。
「結婚に不安がある」と言うことは“信頼”の証でもある
多くの人が、「不安を話す=関係にヒビが入る」と思いがちですが、
本当は**「信頼しているからこそ、言えること」**でもあります。
長い結婚生活では、価値観の違いや感情の揺れをオープンに話し合うことが何度も求められます。
つまり、結婚前にそうした「心の共有」を練習できるのは、とても大切なこと。
「あなたのことを信頼してるから、今の気持ちもちゃんと伝えておきたいと思った」
そんなひと言を添えるだけで、不安の共有が「関係を壊す言葉」ではなく「信頼の証」として伝わるはずです。
伝え方次第で、関係が深まるきっかけにもなる
気持ちを伝えるときに大切なのは、「感情的にならず、落ち着いたトーンで伝えること」。
相手を責めたり、結論を急いだりすると、防衛反応が生まれ、話がすれ違いやすくなります。
例えば次のような伝え方の工夫があります。
- ×:「あなたのこういうところが不安なの」
- ○:「私自身が結婚に対して少し迷いを感じていて…」
または、
- ×:「もう無理かも…」
- ○:「このまま進んでいいのか、自分の気持ちを確認したくて」
こうした**“自分の感情”を主語にした伝え方(=アイメッセージ)**を意識することで、相手を責めるニュアンスを避けられます。
さらに、以下のようなスタンスも大切です。
- 「不安を共有したいだけで、責めたいわけではない」
- 「一緒に考えたい気持ちがある」
- 「話せてよかったと思っている」
これらの言葉を添えることで、話し合いはお互いを理解し合う時間へと変わっていきます。
「不安=別れるべき」ではない。選択肢はひとつじゃない
「結婚を控えているのに、不安がある」
その事実だけで「やっぱりこの結婚はやめた方がいいのかも」と、極端な結論に走りそうになる人は少なくありません。
けれど、不安がある=別れるべきというわけではないのです。
大切なのは、今感じている不安にどう向き合い、どう整理していくかという“プロセス”。
ここでは「今すぐ白黒つけるべきなのか」と悩んでいる方へ、別の視点を紹介します。
一度距離をとることで見えてくることもある
「不安を感じている自分」がいるときほど、相手との距離感が見えづらくなることがあります。
そういうときは、あえて少し距離をとってみるのも一つの方法です。
これは「別れを前提にする距離の取り方」ではなく、冷静に自分の気持ちを整理するためのスペースをつくる行動。
- 実家に一時的に帰る
- 少し会う頻度を減らしてみる
- 週末を一人で過ごしてみる
こうした行動を取ることで、「会わない時間に自分がどう感じたか」を通して、気づけることもあります。
「やっぱり会いたいと思った」
「離れてみて、意外と冷静になれた」
「相手のありがたさに気づいた」
このような「感情の再確認」は、距離を取らなければ見えないことが多いのです。
「一緒に考えてくれるか」が重要な判断材料に
不安を抱えている自分に対して、パートナーがどう向き合ってくれるか。
それは、結婚後の関係性を見極める大きなヒントになります。
たとえば、あなたが正直に「結婚に不安を感じている」と伝えたとき、
- 怒る
- 否定する
- プレッシャーをかける
といった反応が返ってくると、心が閉ざされてしまうかもしれません。
でも逆に、
- 「一緒に考えていこう」と言ってくれる
- 「不安になるのは当然だよ」と受け止めてくれる
- 「具体的に何が気になる?」と対話を重ねてくれる
そんな相手なら、不安の中でも信頼の種が育っていく可能性があります。
つまり、「不安があるかどうか」よりも
「その不安に一緒に向き合える相手かどうか」こそが、重要な判断軸になるのです。
「続ける・やめる」ではなく、「考え続ける」という選択もある
「結婚を決めたけど、不安」
「でも別れるほどの理由でもない」
「気持ちはあるけど、何かが引っかかる」
そんな“揺れ”の中にいると、つい答えを急ぎたくなります。
でも、今すぐ「続ける or やめる」の二択で結論を出す必要はありません。
不安に対して“結論を出す”ことではなく、
“考え続ける姿勢”こそが、納得のいく未来をつくる第一歩。
結婚はゴールではなく、その後の人生のスタートです。
だからこそ、今「迷いながらも自分の気持ちに正直になること」は、
将来の自分を大切にする行動とも言えるのです。
まとめ|“迷い”は悪いことじゃない。納得できる選択をするために
結婚を決めたあとに不安や迷いを感じることは、決して「間違い」や「弱さ」ではありません。
むしろそれは、自分の人生を真剣に考えている証。
周囲が祝福ムードの中で一人葛藤しているような孤独感もあるかもしれませんが、その気持ちに蓋をしなくて大丈夫です。
ここでは、最後に改めて伝えておきたい3つの大切な視点をお届けします。
「不安なまま進んでいいの?」と思ったら立ち止まっていい
結婚は、人生を大きく変える出来事です。
だからこそ、「不安を抱えたまま進んでいいのか」という問いが生まれるのは自然なこと。
もしもその不安が日常を覆ってしまっているなら、一度立ち止まってもいいのです。
- 決断を急ぐ必要はない
- 周囲のスピードに合わせなくていい
- 「悩んでいる時間=無駄」ではない
不安に向き合う時間こそが、自分自身を知り、未来に責任を持つ準備期間。
焦らずに、自分の気持ちに誠実でいてください。
他人と比べず、自分なりの“確信”を育てる時間を持とう
「友達は迷いなく結婚していたのに」
「親には早く決めろと言われる」
「相手は何も不安に思ってなさそう」
そんな風に、他人と比べると、自分の迷いが「おかしいもの」に思えてきます。
でも、結婚における“確信”の育ち方は人それぞれ。
「はじめから自信満々」な人もいれば、「悩みながら進んで確信していく」人もいます。
自分のペースで、自分なりに納得できる形を見つけていけば、それでいいのです。
- 自分は何に不安を感じているのか?
- それはどうすれば少し楽になるか?
- パートナーとどう関係を築いていきたいか?
こうした問いを、ゆっくり丁寧に考えていくことが、「確信」に変わっていく第一歩です。
「決めること」がゴールではなく、「納得できる道」が大切
結婚は「決めたら終わり」ではなく、「そこからどう歩んでいくか」が本当のスタート。
だからこそ、“決断すること”がゴールではなく、“納得して進むこと”が大切です。
- 迷ったけど、自分で選んだと思える
- パートナーと一緒に悩んだ時間があった
- 最終的に納得できた選択だった
そんな風に、「ちゃんと考えたうえでの答えだった」と思える選択は、
たとえ将来どんなことがあっても、後悔しづらくなります。
「悩むこと」は恥ずかしいことでも、間違いでもありません。
むしろその“揺れ”が、自分自身を大切にし、相手との関係性に真摯である証です。
▼最後に
あなたの不安は、きっと多くの人が一度は感じたことのある“心の揺れ”です。
だからこそ、自分だけを責めず、迷っている自分も受け入れてください。
そして「どう進むか」を急ぐよりも、
「どうしたら納得できるか」を一緒に考えていけますように。
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